HOME > 商品詳細2

点字こうめい No.77

<公明党フラッシュ>
 2019年参院選で13氏を第1次公認

 公明党は7月、来年夏の第25回参院議員選挙の第1次公認予定候補を決定しました。公認されたのは、選挙区で埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡の7選挙区7人(現職4人、新人3人)、比例区で6人(いずれも現職)です。公認された13氏の略歴を紹介します。

■2019年参院選予定候補(第1次公認)年齢は10月31日現在

〈選挙区〉

【埼玉選挙区=定数4】

〇矢倉<やくら>かつお 現 

 党埼玉県本部副代表。元農林水産大臣政務官。日本、米ニューヨーク州で弁護士。元経済産業省参事官補佐。東京大学法学部卒。参院議員1期。43歳。

【東京選挙区=定数6】

〇山口<やまぐち>なつお 現

 党代表、同東京都本部顧問。同政務調査会長など歴任。元防衛政務次官。弁護士。東京大学法学部卒。参院議員3期。衆院当選2回。茨城県生まれ。66歳。

【神奈川選挙区=定数4】

〇佐々木<ささき>さやか 現 

 党女性副委員長、同学生局長、同神奈川県本部副代表。弁護士、税理士。創価大学卒、同法科大学院修了(1期生)。参院議員1期。横浜市在住(青森県八戸市出身)。37歳。

【愛知選挙区=定数4】

〇安江<やすえ>のぶお 新

 党青年局次長、同中小企業活性化対策本部事務局次長。弁護士。愛知県立半田高校、創価大学卒、同法科大学院修了。名古屋市北区生まれ、知多市在住。31歳。

【大阪選挙区=定数4】

〇杉<すぎ>ひさたけ 現

 党青年副委員長、同大阪府本部副代表。元財務大臣政務官。公認会計士、税理士、米国公認会計士(デラウェア州)。創価大学経営学部卒。参院議員1期。42歳。

【兵庫選挙区=定数3】

〇高橋<たかはし>みつお 新

 元外交官。在ブラジル日本大使館一等書記官など歴任。党国際局次長、同青年局次長、同「兵庫の未来」プロジェクト事務局長。大阪外国語大学在学中に外務省試験に合格し中退。兵庫県出身。41歳。

【福岡選挙区=定数3】

〇しもの六太<ろくた> 新

 党教育改革推進本部事務局次長。福岡教育大学大学院修了。元中学保健体育教師。日本テレビ系「世界一受けたい授業」に出演。福岡県北九州市生まれ、太宰府市在住。54歳。

〈比例区=定数50〉

〇若松<わかまつ>かねしげ 現

 党中央幹事。元復興副大臣。公認会計士。中央大学卒。参院議員1期。63歳。

〇平木<ひらき>だいさく 現

 党青年委員長。前経産大臣政務官。東京大学卒。経営学修士。参院議員1期。44歳。

〇新妻<にいづま>ひでき 現

 党国際局次長。東京大学大学院修士課程修了。参院議員1期。48歳。

〇山本<やまもと>かなえ 現

 党参院副会長。元厚生労働副大臣。京都大学卒。外務省出身。参院議員3期。47歳。

〇山本<やまもと>ひろし 現

 党中央規律委員長、同障がい者福祉委員長。慶應義塾大学卒。参院議員2期。63歳。

〇かわの義博<よしひろ> 現

 党青年副委員長、同沖縄方面副本部長。慶應義塾大学卒。参院議員1期。40歳。

党訪中団、日中平和の道 後世に

 公明党は9月、山口那津男代表を団長とする党訪中団を北京<ペキン>、天津<テンシン>両市に派遣し、中国政府要人らとの会談を精力的に行いました。訪中団の意義と成果を紹介します。

■確固たる友好構築を

 今年は、公明党創立者である創価学会の池田大作名誉会長による「日中国交正常化提言」発表から50周年、日中平和友好条約の締結から40周年となる節目の年です。党訪中団は9月5日から9日まで、北京市と天津市で各界の要人と相次ぎ会談。次代を担う学生たちとも懇談し、日中両国の確固たる友好関係を構築するための政党外交を展開しました。

 6日には北京市内で、中国共産党中央政治局常務委員で中国人民政治協商会議全国委員会の汪洋<おうよう>主席と会談。山口代表が、習近平<しゅうきんぺい>国家主席に宛<あ>てた安倍晋三首相の親書を手渡すと、汪氏は謝意を述べ、習主席に早期に報告すると語りました。また山口代表が、習主席の来年の訪日を要請したのに対し、汪氏は深くうなずきながら「日中関係は正常な軌道に乗った」と応じました。

 訪中団一行は8日、周恩来<しゅうおんらい>元首相の母校でもある天津市内の南開大学を訪問。山口代表は、同大学の周恩来政府管理学院、周恩来・池田大作研究会の学生ら約200人を前に講演し、池田名誉会長が「日中国交正常化提言」を発表した50年前の9月8日について、「公明党として忘れることのできない原点の日だ」と強調。また、日中平和友好条約の締結40周年に触れ、「南開大学の『南開精神』に込められた『開拓』『開放』『開明』の精神に学び、次の40年をめざしたい」と力説しました。講演後の学生との質疑応答では、日中の首脳往来の重要性などを語りました。

 山口代表らは帰国後の13日、首相官邸で安倍首相と会い、党訪中団の成果を報告。席上、山口代表は中日友好協会の唐家璇<とうかせん>会長と会談した際、唐氏から10月下旬の安倍首相の訪中や、来年の習主席の訪日へ準備を始めたことが伝えられたと述べ、「習主席に宛てた安倍首相の親書への回答と受け止めた」と説明しました。同日午前の記者会見でも、山口代表は「若い世代と日中国交正常化、日中平和友好条約の意義を共有した。それらを後世につなぐ一歩を踏むことができた」と党訪中団の成果を強調しました。